
謎な電車のチケット
ウイーン三日目は朝からミュンヘンへ向けて電車で移動となります。
ウイーンがお気に召した息子はまだ滞在していたかったようですが
チケットも宿の手配もがっちり固めてあるので残念ながら出発です。
最初は夜行も考えていたのですが、程よい便がないのと
寝た気がしなくて息子のテンションがダダ下がりになるので
今回は午前中を移動に費やすことにします。
チケットはウイーン国鉄のQBBの電車ではなくて、
ドイツの路線(DB)のものが思った以上に格安だったので事前に取りました。
駅に行って掲示板の前でその電車の出発の案内が出てくるのを待つのですが
なかなか表示されません。
ちょっと不安になりながらよくよく見ると
列車番号が同じラインのものが思ったよりも早い時間の出発になって掲示されてた。
気付いたのは予定時間の2分前。
慌ててホームに向かいますが 遅延があったので何とかセーフ。
けれど、乗っている間もこの電車であっているのかソワソワしっ放し。
チケットをチェックするおじさんが回ってきたので、
スマホのQRコードを読み取ってもらうとちょっと首を傾げられました。
え??? なになに?
おじさんは黙々と何かを調べ始めます。
不安はどんどん膨れていくのですが、おじさんは表情を変えずに
「ザルツブルグで乗り換えだよ」
と言って乗り換えの車両番号も書いてくれました。
謎はあるものの、チケットはそのままで大丈夫なようなので
まあ いいとするか。

到着したザルツブルグの駅はなかなかの広さ。
イタリアとも勝手が違うので乗り換えの場所を探す時間と手間と不安を考えると、
迷わずインフォメーションカウンターに行って尋ねてみることを選びます。
ちょっと待ったのちにチケット画面を見せて尋ねると
ただ乗り換え電車のホーム等を確認するだけだったのに
何故か新たにミュンヘンまでのチケットを紙で発券してくれました。
すぐ止まる電車
おかげ様で教えてくれた電車にスムーズに乗ることが出来ました。
今回は心配もなく乗っていられたのですが
困ったことに 停まった駅での停車時間が何故かやたらと長い。
最初はこんなもんかなーと思っていたのだけれど
進んだ時間以上に停車してるのはおかしいです。
その上、車内が結構寒い。
上着は大きな荷物に入れてしまっていて 取り出すのは一苦労なので
親子共々寒さに耐えるしかありません。
ミュンヘンまでまだ3分の1しか来ていないのに
到着予定時間は過ぎていて、先が思いやられます≡(▔﹏▔)≡。
時々入るアナウンスによると どうやら空調の不具合があったらしく、
この、車内の異常な寒さも納得できます。
にしては、他の欧米の方々は寒さダメージがあまりなさそうなんだよなー。
そして、とうとう空調修理をギブアップしたのか
電車の乗り換え指示が出ました。
やっと冷房地獄から解放されると思ったのも束の間、
乗り換えの電車はすし詰め状態。
何とか一つ席を確保したものの、息子が
座りたいなあ
というのでかわいい息子の為に座らせてあげます。
やっとミュンヘン到着
結局3時間遅れでミュンヘンに到着しました。
チェックインには丁度良い時間です。
割と安めの宿だけど、イタリアと違ってロビーとレセプションがあって
人が常駐しているのがありがたい。
受付のお姉さんにリンゴをもらってほくほくしながら
お部屋で一息。
移動日なのでのんびりまったりです。
ミュンヘンも見るところはそれなりにあるとは思うのですが、
そろそろ”いいわゆる観光地”的なところには飽きているので
敢えてそういう場所は調べません。
ドイツと言えばボードゲームの本場なので 息子がショップを調べて
ボドゲショップ巡りをします。
街へ出てみると、早速デモに出くわしました。

記念に一枚パシャリ。
メインストリートを抜けて、息子の調べたゲームショップと
名の付く所へ行ったものの何か違う。
遠すぎるから諦めた所もあるけれど 結局一番望むゲームがあったはのは
日本でいうトイザらスのような子供向けの大きめなおもちゃ屋さんでした。

と、言っても円高だし、ドイツ語なので買うには至らず
見てるだけと思っていたら とあるコーナーで悩む息子。
どうやらバックギャモンが欲しいようで、どれにしようか思案中。
バックギャモンねー。
渋い所ついてきました。
どうせ買うなら安っぽいプラスチックより木製だよね
とか言いながらも 保留、そして結局買わずに終わりました。
ヨーロッパの重機 こわっ
街中を歩いていると普通に建設中の工事現場を見かけます。
ミュンヘンの駅から宿に向かう途中にもあるのですが
何気なくその横の路を通った時に上を見上げてビックリ!!!

バランスをとるための端っこのコンクリートが
めっちゃ歩道の真上に来ている。
そして、下からだと そのコンクリートが
今にもすとんと落ちてしまいそうに見えます
勿論 構造上は大丈夫になっている筈だけど、
万万が一を考えるとその下を通るのは なんか怖い。
今更回り道は出来ないので、下を通るときは思わずダッシュです。
地元の人は気にならないのか不思議ですが
その道は二度と通らないと固く心に誓いました。
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