計画ミスった・・・
シシリー島の滞在は4泊になります。
これは日本にいた時に行きと帰りの船のブッキングをしているので
決定事項。
日本にいる間に回る予定の都市は大体絞っていたものの
細かい日程は旅行中に宿と電車のチケットの予約をしながら
立てていきます。
で、シシリーは何か所か行きたいところはあったものの
距離とか全体の行程を考えてパレルモとアグリジェントの
二都市のみでもいいかな という感じになりました。
船がパレルモinパレルモoutなので移動の関係も考えて
パレルモ1泊→アグリジェント2泊→パレルモ1泊
という流れにしてしまったのだけど これは失敗。
先ず、チェックインとチェックアウトの時間を考えると
宿に1泊のみっていうのはめちゃくちゃ忙しない。
そして、帰りの船は夜の8時発なので移動含めても
時間の余裕は充分なんですよねー。
逆にチェックアウトしてから船に乗るまでの時間は
荷物が枷となってしまいます。
でも 仕方がない。
パレルモの宿はよかったので最終日の予約もしてアグリジェントに向かいます。
まさかの発熱 コロナ疑惑?
出発の朝。
移動がメインの日なのでチェックアウトまでのんびりしています。
そんな最中、寝ていた息子が不穏な発言をしました。
頭が痛い だと
加えて だるさと熱っぽさ。
おいおいおい。
とてもヤバい状態です。
おでこを触ると確かに熱い。
とっさによぎる コロナ説。
よりによって海外で?
取り敢えず まさかの事態に備えてググります。
移動もしないでパレルモで延泊した方がいいのではと思って
息子に問うと 意外にもそれ程ではないという。
無理はしない方がいいよと言っても 「大丈夫」と。
もしかして、昨日体が冷えるまで外にいたのでは?
息子に問うと 答えはYES。
じゃあ ただの風邪だね。
ちょっと一安心。
駅の待ち時間は買い出し時間
宿から駅まではほぼ直線で1.5キロ。
風邪をひいている息子がかわいそうなので
思わず息子の荷物を一部持ってひたすら歩きます。
こんな時、行動予定計画に何の関与もせず
ただ後をついて歩くだけの息子は逆に助かります。
何故って駅までの距離を知らない為
だましだまし歩かせられるので。
駅に到着し、チケットを買ったものの電車の出発までは結構時間があります。
待ち時間にぐったりする息子。
移動中のお昼ごはん確保のため 寝ている息子を残して
母はスーパーへ向かいます。
さすがパレルモ。
パンコーナーも青果も安い。
そしてワインも
さすがに持ち歩くのは重いので残念ながらここで買うのは断念します。
けれど、アメチェとマンゴーは安さに負けて買ってしまいました。
因みにパンはミニピザとカルツォーネです。
宿が見つからないアグリジェント
本来ならパレルモとアグリジェントの間は電車で一本で行けます。
けれど、運悪く途中から路線工事の為、バスに乗り換えさせられます。
電車で一時間弱 バスで2時間弱。
息子は意外とバスの方がまったりできたようでした。
到着すると程よくチェックインの時間なので宿に向かいます。
今回の宿はセルフチェックイン。
宿の扉の横に鍵の入ったボックスがあるようなので
住所をGooglemapで調べてピンポイントの場所に行きました。
パッと見鍵の入ったボックスはありません。
アグリジェントの中心部は丘の上にあるので
細い階段があったり割と入り込んだ道も多い。
方向音痴だけど地図は読める方向音痴を自負している私としては
宿が見つからないのは納得いきません。
息子が辛い中我慢してじじっとしゃがみ込む中
母は宿を探して行ったり来たり。
めっちゃ焦ります。
で、スマホの情報を散々探った末にやっと発見しました。
メールの中にあった宿の実際の住所。
サイトの住所とはどうやら違うようで、その説明をメールで送ってくれていたのだけれど
他の情報の中に埋もれていて見事にスルーしてしまってました。
つたない英語力がたたったようですね。
気を取り直して宿に向かいます。
人一人が通れる裏道のような細い階段を下りていく途中にある入り口を抜けると
やっとありました!!!
扉の横に鍵のbox(写真はボックスが見切れてます)
これでやっと息子もベッドで眠れます。
鍵が・・・・
宿で荷物を降ろしてまったりしていましたが
息子がひたすら寝ているので母は夕飯の買い出しに出かけます。
調べると日曜日は休みのスーパーばかりなので仕方なく
バールで1個€2のアランチーニ(ライスコロッケ)と
小さな食料品店で割高な水とヨーグルトを買いました。
あとは昼の残りもあるからいいかな。
で、帰ってみると……..
鍵が開かない
えらく古いタイプの鍵の様で
開けようとするとやたらと回るだけでカチっていう
手ごたえがなかなかやってこない。
そんなバカな。
苦戦すること10分。
息子に連絡して内側から開けてもらいたいところだけど
病床に付している子を起こすのは躊躇います。
ひたすら頑張っていたら とうとう
たまたま中にいた人が内側から開けてくれました。
助かった。
同じ轍を踏まないように中に入ってから
入念に鍵の仕組みをチェック。
なんか、わかったようなわからないような。
こっちの鍵は難しい。
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