ヴェネツィアからバスでウイーンに向かいます。
バスでウイーンへ
夜行のバスは今回が初体験。
昼食が遅めだったので駅前で野菜や果物やヨーグルトの軽い夕食を済ませたら
あとはすることがないので、早めにバスポートで移動しました。
駅からはちょっと離れているけど、徒歩で向かいます。
もう日が落ちているので薄暗い中 地図を頼りに向かうと・・・
思った以上に閑散とした場所。
バスを待つ人々も思い思いに芝の上に座っているのだけれど、
水辺なので結構蚊がいます。
移動するのが早すぎたかな。
他の行き先のバスを何本か見送った後
やっとウイーン行きのバスがやってきました。
22:30発で到着予定は7時です。
結構ぎりぎりでとった席なので、息子とは離れ離れになります。
バスの中にトイレもあるし、電車と違って座席が倒せるので
私的には割とありな夜行でした。
息子の方はというと、席を倒すと後ろの人からガンガンシートを蹴られて
あまりよくなかったようです。
それでも、結局席は倒したようですが。
スマホのチケット予約を避けていた理由。
実はスマホでチケット予約をしたのは今回が初めて。
旅行前に予約した船や空港からのバスはあらかじめプリントアウトしていました。
あまりスマホでチケットを取りたくなかった理由が実は
スマホの画面にタイムラグが生じてしまうことです。
つまり触ってから切り替わるのにめちゃくちゃ時間がかかります。
行く前はこんなことはなかった。
行きの飛行機の中から怪しくなってきたのに
それでも暇に負けてWifi不要のゲームを機内でやっていた私。
検索とかは忍耐強さで押し切ればなんとか出来ます。
スマホのチケットは車掌さんやバスの運転手さんに
QRコードを見せて読み取ってもらわなくてはなりません。
普段からあまり出先でもたもたした行動をしたくないという思いがあるので
スマホが切り替わらなくて さっと出てこないQRコードは
できれば避けたいところです。
けど、そうも言ってられないこの現状。
帰ったらスマホの買い替えは確定ですが、旅行中はこれで我慢です。
ウイーンの宿
今回の宿は割と駅近です。
でも、意外と安いし荷物も預かってくれるので即決でした。
駅周辺はイタリアと違って見慣れたビルが普通に立ってます。
建物の材質が違うから街並みが全然違う。
朝早いのでのんびり宿に行ったら、
宿の規模が今までと全然違ってビックリ。
客室が多いし、施設も整ってるし、レセプションもスムーズに
荷物置き場の鍵を渡してくれました。
宿泊客が多いおかげで チェックイン前なのに、
多目的スペースのソファーで一休みしてても全く平気。
移動中あまり眠れないタイプの息子は
そのまま寝てしまいそうな勢いでしたが
さすがにお腹もすいてきたので街にでます。
ウイーンは息子にお任せ。
後をついてくるしか能がないような息子ですが、
ウイーンに関しては息子の希望でやってきたようなものなので
プランは全部任せます。
とはいえ、まだまだ眠い息子は芝の上でたまらずちょい寝。
仮眠が取れて、とりあえず満足したようなので、
歩いて順々に名所を回っていきます。
一番近くにあったべルヴェデーレ宮殿。
敷地が縦に長いので、建物を抜けるとさらにお庭が広がります。
息子が調べて興味を持ったウイーンの観光スポットに
オーストリア国立図書館や美術史美術館などがありました。
どれも入館料がかかるもので、人のお金だと思って容赦ないです。
けど、オーストリアのすごい所は なんと
それらの入館料が19歳までは無料。
勿論オーストラリア国民のみとか せこい事にはなっていません。
素晴らしい!!
けれど、私はというと旅行中の美術館巡りはもう十分なので、
無駄にお金を使わない方向でいかせてもらいます。
パレルモでも宮殿に入りたいという息子に
一人で行っておいでと言ったことはありますが、
その時は本人も遠慮してか
一人だったら入らなくていい
といって、結局入りませんでした。
でも今回は 無料だし、自分で決めたプランなので
ためらうことなく一人で行くことになりました。
で、チケット売り場に行こうとして問題が発生。
あれだけ、ちゃんと持ち歩けと言っていたパスポートを
その日に限って宿に忘れてきた息子。
ほんと なにやってんの と、母は呆れ、
息子、一気にブルーです。
取り敢えず、ダメもとでチケット売り場に行って
「この子18歳だけど、身分を確認できるもの所持してない」
という旨を伝えると、
ビックリするくらいあっさり「18歳ならOKだよ」
と無料で子供用チケットをくれました。
え? オーストリアすごくない?
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