猛烈にやめたいと思った会社でも、自分のスキルや資格、年齢を考えた時
転職ってどうなの?出来るの?雇ってくれるところあるの?
ってネガティブ思考が働いてしまう。
だって まさに ”あっという間に50歳” というお年頃ですもの
特に会社も15年働けばお給料もそこそこ上がっています。
会社を辞めた理由
それでも会社をやめた理由は
- 理不尽な仕事量
- 全てにおいてありえない上司
- 家族経営の金銭的な闇がばからしい
- まとまった休みが取れない(有給の存在自体があいまい)
まあ、正直よくある理由ってやつデス。
1.理不尽な仕事量
最初はそれ程でもなかった仕事量も慣れればその分増えてくるのはわかります。
けど、どんどん辞めていく人の分の仕事が回ってくるってどういうこと?
「いいですよ」って言っているうちに何でもかんでも押し付けれられて、理不尽な量。
けど、やらない人はやりません。
出来るからやるけど、仕事量の差がこんなにあっていいのかとちょっと納得いきません。
もし要領よく立ち回れたらこんなに抱え込まなくてもよかったのかもしれないです。
2. 全てにおいてありえない上司
そもそも 人を雇っても雇っても辞めていくのは人とそれが作り出す会社の雰囲気。
ワンマン社長とそれに長年付き従っていたボス的女性社員。
揃いも揃って今まで逢った中で1,2を争うほどの横暴さと自己中でした。
当人たちは自覚がないから立場をいいことにやりたい放題。
萎縮した社内。
そんな彼らのせいで仕事の効率も上がらなくて ストレスばかりがたまる毎日。
3.家族経営の金銭的な闇がばからしい
そんな状況で頑張ってる最中に垣間見える社長の社費私用乱用加減。
忙しく仕事をしている時に社長は旅行会社の人と親族一同(会社とは関係ない)でいく年末年始のハワイ旅行(会社のお金で)のご相談。
で、ばたばた仕事してる中、その手を止めてお茶を出さなきゃならないわけです。
短時間だけ経理をこなして帰っていく次期社長(社長の息子)の嫁も自分よりいい給料をもらっているのはまちがいないし。
頑張れば頑張るほど社長一家に吸い上げられていく虚しさが 長く働けば働くほど募っていくものです
4.まとまった休みが取れない(有休の存在自体があいまい)
小さな会社にはありがちな労働基準なあなあ加減
そして、明確な有給休暇を与えられずにすごした15年間。
確かに子供が小さいうちは最低限に
”お休みをいただく”事
はしてました。
風邪とか学校公開とか。
けど、独身の女ボスの目が怖いから 中高あたりは
三者面談もなるべく仕事が終わった後の時間帯にし保護者会も必要ない会は出てない。
今考えるとそういうときこそ大手を振ってとればよかった。
けど、そもそも簡単に休めるような人数体制でもないし。
ある時、よせばいいのにワンマン社長に有休の所在を聞いた社員がいました。
その時の返事が
「ちゃんと言われれば休ませてあげてるだろう」
と逆切れ
そうなろうことはわかっていました。
最初から与えられた権利としての休みは無理ということです
それとは別に 一ヶ月間というまとまった休みが欲しいという願望がありました。
まあ、普通の会社では無理ですな
以前から 一ヶ月間子どもとイタリアを巡る旅 をしたくて
やるとしたら高校から大学の間と思っていました。
とりあえず現状のままだとその実現は無理でしょうね
仕事を辞めることができた(決断できた)理由
辞めたいけど結局色々考えると辞められないのが現実。
けど、辞める踏ん切りがついたのが以下の理由です
- 当時よく見てたYouTubeの本要約チャンネル
- パートタイマーでいけると思ったから
- 子育てに先が見えたから
- このままだと病む!!!
1.当時よく見てたYouTubeの本要約チャンネル
その頃はまだ炎上する前の某有名人が色々な本の内容を簡潔にポイントを抑えつつ伝えてくれるYouTube配信がありました。
正直すっかりはまってた。
だいたい取り上げられるのは人間関係だったり、自身の向上方法だったりと
自分のモチベーションを上げてくれるような
行動を後押ししてくれるような内容
すると、だらだら長く勤めていた会社の納得いかない現状に向き合うことができ、
今からでも遅くない やれば出来る 人生変われる
みたいな
前向きモードスイッチ
が 完全に on 入りました
これ大事
2.パートタイマーでいけると思ったから
前向きモードになったものの、もともと自分の能力をあまり過信してない私。
転職の不安から逃れるべく パートタイマーという路線で画策してみたところ
金銭的にはクリア。
なら、別に仕事やめても大丈夫と思えるようになりました
3.子育てに先が見えたから
息子は高校二年生。
実はひとり親のせいか今まで学費等々子育て費用あまりかかってません。
多分、最後にどどんとかかるであろう 大学受験費用と大学費用はもともと別枠で用意済み。
そこそこの大手予備校に通いたいといわれても大丈夫だし、
入学後の学費はまとまった額あるけれども、もしそれを超えるようなら
アルバイトして自分で何とかしてもらう予定。
なので、子どもにかかる費用はもともとかかってないものの
予測できる範囲も確定できていたので 金銭的問題はクリアです
4.このままだと病む!!!
働いていた頃によく言われたこと
「何かあったとしても会社が一生面倒見てくれるわけじゃないよ」
だとしたら、そんな会社のために潰されるのは理不尽でしかないですよね
ストレスの蓄積で危険信号を感じたら 手遅れになる前に対処しましょう
パートタイマーになろうと思った経緯
そして、パートタイマーになろうと思った経緯です
- 職場にいたパートの存在
- 金銭的なこと
- 責任的なこと
1.職場にいたパートの存在
忙しく追われながら仕事をしていたある日のこと
社長がパートとして知り合いを2人連れてきました。
事務所の一角でサンプル品を袋に小分けにしていく作業。
向かい合って手は動かしてるけど口もずーっと動いてる。
何しろ社長のお知り合いだから
- ノルマなし
- 材料とかは社員が忙しい最中わざわざ用意するので至れり尽くせり
- おそらく時給もそこそこもらえている筈
え?パートって何?
っていう世界。
自分たちの仕事が忙しければ忙しいほど
見てるとイライラしてきます。(見ないようにはしてたけどおしゃべりは聞こえてくる)
社員と立場が違うから理不尽とは言い切れないものの
うらやましさは募っていきます
2.金銭的なこと
金銭的にパートでやっていけるか考えた時上がったのが
- 月々の出費
- 予定収入
- 貯蓄額
- 将来的に予想される出費額
正直今までどんぶり勘定だったので、実際の月の出費額が把握できてませんでした。
改めて計算してみたら、住居費がマンションの管理修繕費のみなので
東京都の最低賃金で7時間週5日勤務で意外とやっていける金額でした。
貯金もある程度の備えには対応できる程度にはあるし
投資信託やiDeCoも計画的に行うことが出来てるので問題なし。
3.責任的なこと
社会人として仕事をしていれば当然 やっている仕事に対して責任が伴ってきます。
些細な作業でも伴いますが、長く勤めているとどんどんその重さが加わってくる。
仕事量が多いとその量も多くなる。
その重荷から解き放たれたい思いがものすごく強くなった時に、
パートさんというものすごく魅力的な存在に惹かれたわけです。
辞めてみて感じたこと
辞めると伝えた時に会社の社長に
「後で後悔するよ」
と金銭面的な問題だけで決め付けられました。
心の中で
「こんな会社に居続けるほうがよっぽど後悔するわ!!!」
と、決意は揺るがず。
辞めた後も仕事とそこに絡む人間関係の悪夢にうなされる日々がしばらく続きましたが
今じゃすっかり解毒できました。
今は某スーパーのインストアベーカリーで週5日7時間勤務で働いていますが、
くたくたになるような激務もなく、その場でこなせば済む仕事という面では
負担が段違い
平日休みで連休はないものの、2日出て休み3日出て休みと、
休みがやってくるペースが速い。
家族イベントで土日使った旅行はお留守番になってしまうと思いきや、
パートさん結構ガンガン有給使ってくるという実態。
ので、前の会社の名残で”人に迷惑かかるからあまり休めない”という考えが今まではあったもののそこはお互い様でガンガン自分も有給とっていこうかと思います。
そして、だらだらとした無償残業もなし。残業してもその分きちんと付くし、スーパーの朝は早いので4時に帰って、
ゆっくり自分の時間を過ごせます
あの、仕事終わってすぐご飯の支度の繰り返しの日々が嘘のようです。
体は使うけれどあまり頭脳作業ではない分、今プログラミングの勉強も頑張っているので
実はパートだけでは終わらない可能性も秘めてます。
なんだかそれだけ
前向きな日々が継続中
ということで
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